健康的に体重を減らすには、食事と運動で取り組むことが大切です。
食べ物だけを制限すると筋肉が減少し、太りやすい体質になってしまいます。
「カロリー」だけに注目するのではなく、
栄養バランスや調理方法を工夫して太りにくい体質を手に入れましょう。
商品によってカロリー表記の仕方が、
「1本分」「1食分」「100グラム当たり」と違います。
それは法的に義務付けされていないため、メーカーが独自で決めています。
但し「カロリー控えめ」「低カロリー」とうたっている商品は、
カロリー表示をすることが義務付けされています。
また、「カロリー」は、食品のエネルギー量を表しますが、
食品に含まれるカロリーであって、
食べても全てのカロリーを摂取できるわけではありません。
例えば、ごぼうのように食物繊維が多い食べ物は、
消化吸収に大きなエネルギーが必要なため、
ごぼうを食べて得られるカロリーは、すごく僅かなものになります。
「カロリー(cal)]はエネルギーの単位で、
1calは、水1gを1気圧の元温度を1℃上げるときに必要なエネルギー量です。
例えば炭水化物1gで4,000calになるため、栄養学では1000倍のkcalで表示されることが多いです。
2015年4月1日に「食品表示法」が施行され、
原則として消費者向けに予め包装された加工食品と添加物に
「栄養成分表示」
・熱量(エネルギー)
・タンパク質
・脂質
・炭水化物
・食塩相当量
表示が義務化されました。
食品の中でエネルギーの基になるのは、
三大栄養素の[炭水化物・タンパク質・脂質]で、
それぞれ1g当たりのエネルギーは、
炭水化物 = 4kcal
タンパク質 = 4kcal
糖質 = 9kcal
です。
栄養成分表記1個(42g)あたり
熱量(エネルギー):108 kcal
タンパク質 :2.4g
脂質 :0gl
炭水化物 :24.5g
食塩相当量 :0.03g
三大栄養素の1g当たりのエネルギーをそれぞれ掛けて、総エネルギー量を計算してみましょう。
その値が、食品のエネルギー(熱量)として表記されています。
エネルギー(熱量):108 kcal
タンパク質 :2.4g ⇒ 2.4g x 4kcal = 10kcal
脂質 :0g ⇒ 0kcal
炭水化物 :24.5g ⇒ 24.5g x 4kcal = 98kcal
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