脳を健康に保つには、体重の2%の重さの脳に十分な栄養補給を行い、
ワクワクするような新しいことにチャレンジし、
過剰なストレスを与えないようにしましょう。
そうすることで普段使わない脳領域が活性化し脳を元気になっていきます。
脳は、
「新しいことを学習」したり
「好奇心や前向きな考えを持つ」
「敢えて苦手なことに挑戦する」ことで働きが活発になります。
小さいことにも感謝の気持ちを持ち、
他人を褒め1日1回は自分も褒めましょう。
年齢にかかわらず新しい脳細胞が育ち、
神経細胞からシナプスがドンドン枝分かれして、
新しいコネクションを作り、
新しい回路が作られ働いていきます。
ありのままの自分を受け入れ自分を尊重し自己価値を感じることは、
そのままの自分を認める感覚に繋がります。
自己を認めることができると、他者も認めることができるようになります。
さらに、他者からも認められるようになりお互いに認められる存在になっていきます。
そのためには、自分を「褒める」ことが大切です。
褒めることで、自己肯定感・他者肯定感が強くなり、
ストレスにも強くなってきます。
褒めること・褒められることで快感や満足感を持ち
ドーパミンが分泌され前頭野の働きを高めてくれます。
身近なことで褒めていきましょう。
例えば、「部屋の掃除ができた」とか
「駅の階段をエレベーターを使わず歩いた」とか
「1日笑顔で過ごせた」など。
寝る前に1日を振り返り、反省したら後は
「できたこと」を3つ思い出して自分を褒めましょう。
ストレッチは、身体と同じで頭にも大事です。
「頭の筋肉」を伸ばすためには、
あまりよく使わない脳の領域を使うことが良いと言われています。
外国語を勉強したり、敢えて苦手なことに挑戦したりすると、
普段使わない脳を使うことになります。
お手玉やケン玉などの練習も、認知力を上げる脳の運動になります。
また、身体が凝ると脳の運動領域での酸素供給量が増えるため、
思考領域の酸素供給量が不足することがあります。
入浴後に身体のストレッチを行い身体の筋肉を解し、
脳全体にバランスよく酸素が供給されるようにしましょう。
スマホには、「ブルーライト」という青色光が入っています。
ブルーライトは目に見える光の中で最も波長が短く、
エネルギーが強いといわれています。
スマホの普及により、夜にブルーライトを浴びる機会が増えることで、
体内時計の睡眠と覚醒のリズムが乱れてきたと言われています。
目からブルーライトが入ると視細胞で光を感じて、
脳の視床下部にある視交叉上核(体内時計の中核と言われています)に情報が伝わります。
またブルーライトは眠りに必要なメラトニンが作られる松果体にも伝わるため、
夜にブルーライトを浴びると昼間と判断し、
体内時計に睡眠を促すメラトニンの分泌が抑制され眠れなくなると考えられています。
ブルーライトは、パソコンや電子書籍、LED照明などからも出ています。
寝る前は間接照明で、難しい本を読んだり、
気持が落ち着く音楽を聴くなどして過ごしましょう。
何事も「静」と「動」のバランスが大切です。
新しいことに挑戦し、脳を活性化し刺激を与えたら、
適度に休ませてあげましょう。
物事に集中しすぎると脳が疲れてしまいます。
時には何もせずぼんやりとする時間(1日5分でも)を作ることが有効です。
またゆっくりと湯船に浸かって何も考えず数字を
「ひとーつ」「ふたーつ」と「とーう」まで数え、
深く呼吸をすることも脳をリラックスさせます。
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